現シリーズ
アイスクロス・ダウンヒル2018/2019年シリーズ
までライダーズ・カップ・レースと呼ばれていた「ATSX 250」に加えて、新たに「ATSX 500」というカテゴリーが加わる。
今シーズンのハイライトは、レッドブル・クラッシュドアイスがアジアで初めて開催、横浜で行われることの他、ボストンのフェンウェイ・パークが予定に入っており、米国野球場での初めてのレースがある。
横浜(12月8-9日)、フィンランドのユーヴァスキラ(2月2日)そして米国マサチューセッツ州 ボストン(2月8-9日)で開催される3つのATSX 1000レースの勝者は、ワールドチャンピオンシップ1000ポイントを獲得することができる。
ロシアのスキー・リゾート、セントペテルブルグ・イゴーラ(1月26日)、米国ウィスコンシン州モンデュラック(2月16日)そしてカナダ・ケベック州ラサール(3月2日)で開催される3つのATSX 500レースの勝者は、ワールドチャンピオンシップ500ポイントを獲得することができる。
オーストリア・ユーデンベルグ(1月6日)、フィンランド・ラウタランピ(1月19日)、そしてロシア・エカタリンブルグ・ウクトゥス(2月16日)で開催される3つのATSX 250レースの勝者は、ワールドチャンピオンシップ250ポイントを獲得することができる。
「ATSX 1000」はレッドブル・クラッシュドアイス・レースに当たり、ATSX アイスクロス・ダウンヒル・ワールドチャンピオンシップの中で、最も栄誉あるレースだ。以前はライダーズ・カップと呼ばれていた「ATSX 250」での勝者は250チャンピオンシップ・ポイントを獲得できるが、これはエントリー・レベルでのレースだ。
「ATSX 500」のレースは2018/19年シリーズに新しく加わる。これは「ATSX 250」に比べると上級者向きで難しく、競技面から言うと、エントリー・レベル・レースと最高レベルのレッドブル・クラッシュドアイスとの間になる。「ATSX 500」のレースでは、コース全体にクラッシュ・ボードが設置され閉じられたトラックでのレースとなる。レーストラックの長さは最低300メートル、幅は最低4メートルとなっている。
カナダのスコット・クロクソールは今シーズン、ATSX アイスクロス・ダウンヒル・ワールドチャンピオンシップ・タイトルを守り、男性部門での3回目の優勝を狙っている。女性部門では米国のアマンダ・トランゾがタイトル保守のため奮闘するだろう。ジュニア部門では、昨シーズンの勝者、フィンランド出身のミルコ・ラティが上部へ移ったので、新たなチャンピオンが誕生することになる。